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「やま猫作戦」の関沢新一がオリジナル・シナリオを執筆、「ハワイの若大将」の福田純が監督した活劇もの。撮影もコンビの内海正治。
ストーリー
北支辺境を死守する河口部隊の大隊長が、戦局打開の軍資金として、秘かに調達した莫大な阿片の山を残して戦死した。しかしその隠し場所を知るものは誰もいなかった。がその秘密を臭ぎつけた地方軍閥の雄王虎軍は、河口部隊を完全に包囲していた。又大隊長代理の赤木中尉も、倉野曹長とグルになり阿片の隠し場所を探っていたが大隊長の戦死に疑念を抱くものもいた。軍医の籔田大尉と大門一等兵であった。ある日、雪旭斎勝々と称する手品師が現われ、トランプをとりだしては、気合一発、カードもろとも丘に群がる王虎の大軍を消しとばした。怪しい奴とにらんだ赤木中尉は、大門一等兵に護衛を命じて雪旭斎を追放した途中、二人は王虎軍の偵察員祭に襲撃され虜われの身となった。そこで雪旭斎は、王虎将軍の娘白洋に出会った。白洋は阿片中毒の父に代って、阿片を根絶すると共に王虎軍を中央に進出させようとしていた。幸いにも白洋には祭という忠実な味方がいた。しかし、元ゲリラの李隊長は阿片を一人占めしようと、機会を狙っていた。雪旭斎は得意の手品で脱出に成功し、白洋と祭の生命を狙うゲリラ隊から白洋を救った。一方、執拗に阿片の隠し場所を探る赤木中尉は、籔田軍医倉野曹長らとともに同安の第三仏像へ向った。雪旭斎も一行に加わった。仏像下からドラム罐が出て来たが、中味は阿片ではなく火薬だった。河口部隊に戻った大門一等兵は、遺骨安置所から樽をひき出した。この樽の中身こそ阿片なのだ。まんまと積み出しに成功したかにみえた大門一等兵と祭は李ゲリラ隊の襲撃をうけ捕虜となった。最高の獲物に踊り狂う李の一味達、しかしその踊りの論の中には白洋が、そして砦には雪旭斎と籔田が潜入している。舞台の下にしのんだ雪旭斎らは、樽の真下に穴をあけ、白い粉の入れかえに成功した。手品師に変装した雪旭斎は大玉乗りを彼露した。その玉のあとに点々とこぼれる白い粉。ドンチャン騒ぎは一転して阿片をめぐる争奪戦となった。風雲急のゲリラ砦は地獄絵さながらの激戦を展開してゆく。
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