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佐川桓彦の『東京駅』を原作に「白い南風」の沢村勉と新人の東善六が脚本を書き、「別れて生きるときも」の堀川弘通が監督した“詐話師”をめぐる喜劇。撮影は「ガンパー課長」の完倉泰一。パースペクタ立体音響。
出演者
ストーリー
白神善六の職業は詐話師である。鰹節を狙う猫、つまり大詐欺師である。仲間は、オッチョコチョイで女に弱い赤バッチ。仏頂面の玉子どうふ。爆弾の留。トランプの名人で運転手のポチの四人である。商売道具はマッチ棒、トランプ、碁石、それに“ドサ”という表と裏だけが本物の札束でカモはまとまった金を持っていてその上さらに金をほしがっている人である。例えば、章子という美人マダムは四百万円ヘソクリ、さらに売りにでている九百五十万円のバーがほしいという。我々の行動が始まった。インチキバッチで虎の子の四百万円は一瞬にして善六たちのものとなった。だが後が悪い、悪銭身につかずである。赤バッチは貸衣装屋の市枝という女がいながら、鼻の下を伸ばし水着サロンの女給加奈美と最高級ホテルにしけこみすっかりオケラになってしまい、玉子どうふは、昔騙しとった熊田に追われ、通天閣から飛び降りて死んでしまった。玉子どうふの一人娘こずえはヌードモデルで、母の残した借金に泣いていた。そんなところへ章子が善六の隠家にのりこんできた。いろいろと話合った結果、章子の提案でオール関西の詐話師をかつぐことになった。詐話師合同葬「佐和紙業KK社長告別式」は盛大に行われた。追善会はカモで一杯になった。善六たちは八面六臂の大活躍である。市枝、加奈美たちまで加わってドサ作りに大童。ところが善六と赤バッチの浮気に怒った京子と砂子が警察に密告した。仲間は一網打尽。善六はアンマに化け章子に手を引かれながら脱出した。そして善六はこずえに金を届けに行った。だが、そのこずえは玉子どうふの娘とは真赤な嘘ッ八でポチとグルであった。善六はがっかりである。そこへ、章子が善六とはもう離れられないと飛びこんで来た。女の怖さをしったばかりの善六は泣き笑いで章子を迎えた。
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その他
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