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「歌行燈」の相良準の脚本を、「この青年にご用心」の井上芳夫が監督した歌謡メロドラマ。撮影担当は「黒い十人の女」の小林節雄。
ストーリー
梢は盛岡に行き、鉄瓶師南部治平の店のお手伝いさんとして住むことになった。治平は息子健一を同業の角屋に通わせるのも修業のためという職人気質の一徹ものだった。そのためか商売も香しくなかった。健一は、古びたオルガンを蔵の中でひそかに弾く梢にひかれた。二人は梢の故郷の牧場に遊んだ。健一の母のしなは、店の援助を角屋に頼ろうとし、健一と角屋の娘洋子を結びつけようと考えていただけに、二人の行動に警戒の目を光らせた。洋子も健一の心を梢から離そうと懸命だった。健一の知らぬ間に、牧場で写した梢の写真がコンクールで入賞した。健一の恩師河野が応募したのだ。父が急死した梢は、故郷へ戻ったまま帰らなかった。健一との仲をさかれた梢に、母は芸者になるように説得するのだった。健一の家では、店の改造資金を職人に持ち逃げされた。健一は東京を発つ決心をした。梢のおひろめの夜だった。健一は花巻の夜の街へ来た。一目だけ会って別れたかったのだ。北上川畔に再会を喜び合う健一と梢。離れなければならないニ人の瞳に、北上の流れが朝の陽を描きはじめていた。
仕様
その他
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