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伴淳の帰国第一回作品で、「お嬢さん三度笠」の小国英雄の脚本を「流転(1960)」の福田晴一が監督した喜劇。撮影も「流転(1960)」の片岡清。
出演者
ストーリー
加瀬仁太郎はインチキ興行師で、一人娘とよ子には肩身の狭い思いをさせぬため、女子大を卒業させた。ところが、縁談はどれもダメでとよ子は父を激しくせめた。仁太郎は同僚の土屋六造とアメリカの西部劇スター、テッド・ケリーを招んで国際的興行をやる相談をした。仁太郎は亡妻の兄橋詰栄吉から五十万借り、丸の内に事務所を開き、英語教師に富田民夫を傭うなど、準備をすすめた。ケリーがやって来た。ところが芝居は出来たが、射撃はだめだった。おまけに契約代行人ホイットマンと秘書のジョージ・藤本が契約金を持ってドロンした。各地からの興行の注文が殺到した。事情を知ったとよ子は父を励まし、ケリーの影の人物を雇うことにした。その人物は射撃の名手で仁太郎の弟子村井政一、司会に富田を起用した。各地の興行は大ヒット、とよ子も“ウィリアム・テル”に一役買って出た。神戸では園長森村の要請で、聖母園の孤児たちを慰問した。インチキに気づいた森村も、子供たちのために黙視した。慰問の後で、聖母園に銀行強盗が逃げこんだ。知らせを聞いたケリー、政一の活躍で犯人を逮捕した。ケリーは興行で得た金を聖母園に全部寄附して帰国した。銀行ギャングを撃ったのも彼の奇蹟的な手柄だとわかった。
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その他
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