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作品詳細

埠頭の縄張り
フトウノナワバリ

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カテゴリー
劇映画 
公開年月日
1959年07月22日 
製作会社
東映東京 
配給会社
 
レイティング
一般映画  
英語名
Hell on the Wharf  
上映時間
88分  

「点と線」の井手雅人のオリジナル・シナリオを、「伊達騒動 風雲六十二万石」の佐伯清が監督したアクションドラマ。撮影は「素晴らしき娘たち」の藤井静。

スタッフ

企画
岡田寿之本田延三郎
脚本
井手雅人
監督
佐伯清
撮影
藤井静
音楽
清瀬保二
美術
進藤誠吾
照明
川崎保之丞
録音
加瀬寿士
編集
長沢嘉樹

ストーリー

横浜の埠頭、その一隅に密輸の巣がある。若い留次はこの一帯を根城とするヤクザ者だ。留次は山根という男に密輸の見張りを頼まれたが、その夜張込みに出会った。仲間の三木は山根と逃れ、留次は茂と共に和枝という娘の手引でこのシマの顔役榊鶴吉の家にかくまわれた。密輸に対する警戒はきびしくなった。一昨年麻薬密輸で挙げられた相良が保釈されているのを知った長谷川、田宮両刑事は相良に目をつけた。相良は密輸の大物劉を訪ねたが門前払いを喰った。劉は昔の仲間相良を裏切りその愛人あさみを奪い、しかも山根に命じて三木をハマから追い出した。相良はあさみを訪ねてなじったが、劉にはすでに新しい千絵子という情婦がいた。留次は和枝の愛情に守られて法の眼を逃れていた。二人は金を儲けて箱根のホテルに行きたかった。相良は劉への復讐を始めた。山根、榊、留次、茂らを仲間に入れ、劉の密輸を横奪し五千万円の純金をせしめようというのだった。その夜が来た。劉一味を待ち伏せる相良たちの眼前に純金を積んだ劉のビュイックを山根が運転して来た。留次達は躍り出た。劉は品物を入れた箱の鍵を闇に捨てた。品物を奪うや、留次たちは逃走した。翌朝現場で鍵が発見され、長谷川刑事は劉を密輸容疑で指名手配した。山根は劉の配下にいたが、実は相良たちの一味だった。しかし劉の手下、鬼頭がそれをかぎつけ、私刑をうけた山根は留次、榊、茂、相良らを売った。留次達は劉一味にしつこくねらわれた。劉は千絵子と逃げた。相良のアパートで札束が分配された。しかしその夜、茂と榊は劉一味に殺された。留次は劉への殺意に燃えた。和枝に箱根のホテルで会う約束をすると、留次は劉を求めて出かけた。留次も相良も指名手配された。相良は狂ったあさみの宿で逮捕された。その頃留次は劉を町はずれの病院で見出した。憎悪をこめたナイフが劉の腹をえぐった。しかし留次も狂ったように撃ち続ける千絵子の拳銃に倒れた。留次は劉のキャデラックで国道を突っ走った。箱根へ、箱根へ、和枝の待つ箱根へ、苦痛で消えてゆく意識を呼び戻して走った。目の前に岸壁があった。だがもう留次には見えない。車は岸壁に激突した。

仕様

  • カラー/モノクロ:
  • 映写フォーマット: フィルム /35mm /シネマ・スコープ(1:2.35)
  • サウンド: モノラル

その他

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