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大藪春彦の原作を、「非常手配」を共同で書いた秋元隆太が脚色した、事件記者が主人公のアクションドラマ。撮影は「だから云ったじゃないの」の柿田勇。
出演者
ストーリー
香川は東洋日報社会部の宿直室で“田中記者殺害さる”の報せに愕然となった。彼と田中は大学時代からの親友であったが、同じ事件記者としての競争意識から最近では反目し合っていた。それだけに香川は「田中殺しは必ず俺の手で物にする。それが俺の義務だ」と誓った。田中が何か特ダネを追って深入りして殺されたに違いないと確信し、田中の足取りを追った。ダンスホール“金の星”のダンサー小林洋子、通称ララちゃんとよく踊っていたことを聞き込み、香川は、“金の星”へでかけ、洋子と踊りながら田中のことを聞き出そうとした。「これボーナス曲なの。もしボーナスガールに選ばれると、関西に引っ張られてスター・ダンサーになれるの」と囁く洋子の言葉に香川は不審を抱いた。踊れない田中が踊りに通ったこと、ボーナス曲?“金の星”には何かある。香川は田中の恋人暢子のいるバーに行きダンサーとして“金の星”に潜入してくれと頼んだ。事件の鍵と思われるララちゃんを洗うべく香川は翌日彼女を尋ねた。だが既に彼女は関西にスカウトされたという。彼女の下宿に落ちていたバー青猫のマッチから、香川は横浜へ向った。東京から尾行してきた男を海岸へ誘い寄せてしめ上げた。男が口を割りそうになった時、飛んで来た弾丸に男は即死した。一方暢子から、大阪に立ったはずのララちゃんが行方不明であること、桑原という関西の遊廓を支配していた男が“金の星”にいるということを知った。田中の嗅ぎつけたのは国際売春網かもしれないと香川は感じた。その夜暢子はボーナスガールに選ばれた。彼女の身を案じた香川は店に彼女を迎えに行った。だがそこには殺し屋の多田が待っていた。凄じい死闘。やっと多田を倒すことは出来たが、暢子は既に桑原に連れ去られ香港に運ばれようとしていた。香川は跡を追って横浜へ。暢子を警察と協力して救った香川は、宿願のスクープを東洋日報へ電話した。「これは田中のスクープです。田中の名前で記事にして下さい」という香川を、感謝の眼差しで暢子は見守った。
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その他
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