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阿木翁助の「おじいちゃんの飛行機」を「水戸黄門漫遊記(1958 福田晴一)」の共同執筆者・森田竜男が脚色し、新人第一回の永塩良輔が監督したホームドラマ。撮影は「女侠一代」の太田喜晴。
出演者
ストーリー
近く博士号がおりるという噂のある阪神大医学部の滝山助教授の家は、妻の品子、その妹で女子高校生の秋子、小学校二年生の甫と三年生の隆子、それにおじいちゃんと女中ふみの七人暮し。そして甫と隆子は大のおじいちゃん子。おじいちゃん手製の竹とんぼで障子や額を破ったりする。ところが子供の躾をやかましくいう品子はこれが大不満。ある日も隆子、甫をつれて紙芝居を見に行ったおじいちゃんは急病の紙芝居屋を家につれて来た。その間に紙芝居屋になり変った隆子と甫は弁士説よろしく代理をやった。このことを秋子から聞いた品子はおかんむり。ことごとにおじいちゃんにあたるが、子供になつかれたおじいちゃんにはたのしい日々だった。こんなある日、おじいちゃんの大工時代の昔友達、大工の梅さん、左官の常さんが“息子さんの博士になったお祝に”と一升ビンを下げてやって来た。ちょうど留守番だったをよいことにおじいちゃんはこれも昔なじみの豆腐屋の源さんを交えて飲めや唄えのどんちゃん騒ぎ。その間に隆子と甫がラッパを吹いて面白半分に豆腐を売り出したのでおじいちゃんはまたまた大目玉を喰ってしまった。しかもその翌日、秋子のテニスの応援に行ったおじいちゃんはバカでかい声援を送って小言を云われた。ついに、品子はおじいちゃんと一緒なら滝山の祝賀会にも出ないといい出した。祝賀会の当日、京都からお祝に出て来たおじいちゃんの娘光江は、兄夫婦のおじいちゃんに対する冷たい態度を怒っておじいちゃんを京都につれていった。ところがこれを知った隆子と甫は家出してしまった。やっとつれもどった二人が寝言におじいちゃんのことを口ばしるのを聞いた品子は、自らの非を認め、おじいちゃんに帰ってもらうよう願った。後日後、おじいちゃんを囲んだ滝山一家の明るい笑いが聞かれた。
仕様
その他
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