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様々な人生を抱えながら、カルテットを組んだ4人の若者たちの成長と友情を描いた青春ドラマ。監督は、映画音楽の第一人者として活躍する久石譲で、本作が監督デビューとなる。脚本は、「WHITEOUT」の長谷川康夫と久石監督の共同。撮影を「金融腐蝕列島[呪縛]」の阪本善尚が担当している。主演は、「ひまわり」の袴田吉彦、「釣りバカ日誌イレブン」の桜井幸子、「忘れられぬ人々」の大森南朋、新人の久木田薫。
スタッフ
ストーリー
3年前の夏、第24回日本アンサンブルコンクールで大失態をやらかした弦楽四重奏団(カルテット)のメンバー4人は、今はそれぞれの道を歩んでいた。有名なヴァイオリニストであった父を持つエリートの明夫は盛岡交響楽団のコンサートマスター、智子はポップス演歌のバック奏者、大介は足立音楽学院の教官助手、愛は大学院に進みチェロの修業中。ある日、盛岡交響楽団と仙台交響楽団の合併話が起き職を追われた明夫は、新東京管弦楽団のオーディション会場で智子たちと再会する。彼らもまた、それぞれに仕事を失ったり、コンクールに落選したりしていた。そんなことから、再びアンサンブルコンクールに挑戦することになった4人は、大学の恩師である青山教授の紹介でコンサートツアーをしながら、明夫が持参した亡父が明夫の為に書き下ろしていた未完成の課題曲『カルテット』の練習を開始する。だが、コンサートツアーは名ばかりの、ろくな会場も宿泊先も無いドサ回り。しかし、4人は劣悪な状況の下、事ある毎にぶつかり合いながらも次第に絆を深めていき、やがて明夫が自らの手で完成させた『カルテット』を弾きこなすまでになる。ところがそんな矢先、明夫の元に新東京管弦楽団の常任指揮者・村上から、コンサートマスターにならないかという誘いが来た。しかし、そのコンサートが催されるのはコンクールと同じ日。揺れる明夫は、その日、新東京管弦楽団の舞台に立っていた。だが、彼はその途中で会場を抜け出すと、仲間の待つコンクール会場へと急いだ。そして、4人は見事な演奏を披露し、優勝こそ逃したものの、また来年挑戦することを約束して、それぞれの道へ旅立つのであった。
仕様
その他
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