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「デン助の陽気な靴みがき」につづくデン助シリーズの一篇。脚本・中沢信、監督・伊賀山正光、撮影・福島宏とスタッフも前作と同様。出演も大宮敏光、松島トモ子、佐久間良子、波島進とまったく同じ。
出演者
ストーリー
青空にポッカリと浮び上るビルの五階。そこには、今日もチビと一緒に窓枠にペンキ塗りをするデン助の姿がゴマ粒のように見えた。とその時、一陣の突風が起こり、ペンキ罐が転落した。それがよりによって、この地区の名士大山夫妻の頭に降りかかったからたいへん。たちまち、デン助は仕事にアブレてしまった。仕事探しに歩き疲れて公園のベンチに弁当箱をひろげる二人は、同じ長屋の住人エレベーター・ガールの小夜子と出会った。彼女はキャバレーのボーイで恋人の佐山と一緒だった。一方大山は、小夜子を我がものにしようとケンセイしていた。佐山の母が病気で倒れた。先立つものは金である。佐山は自信のあるボクシングで金を作ろうとした。それを知った大山は、乾分に佐山を襲わせた。そこで、デンスケがピンチヒッターとして登場することになったのだ。対手はデン助を見くびりすぎ、とんだところでデン助のグローブを顎に受けてダウンした。デン助の勝利。--今日も隅田川はうららかな流れを見せ、ポンポン蒸気には佐山と小夜子の晴れの姿があった。そして、渡舟場にはデン助をはじめとする長屋の連中の姿が。
仕様
その他
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