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大川橋蔵の「若さま侍」捕物シリーズの第六話。原作は城昌幸の『人魚鬼』(講談社刊)、これを「怪談番町皿屋敷」の村松道平が脚色、「魔の紅蜥蜴」の深田金之助が監督した。撮影は「素浪人忠弥」の三木滋人が担当した。主演は「ふり袖大名」の大川橋蔵「満月乙女笠」の星美智子、「ゆうれい船」の星十郎、「水戸黄門(1957)」の千原しのぶ、伏見扇太郎、「素浪人忠弥」の大川恵子。色彩はイーストマン東映カラー。
出演者
ストーリー
両国の川開きの夜、花火師六兵衛が船上で殺害された。死骸のまわりで無気味な人魚が踊っていたという。番頭久助と船子頭も殺された。若さまが小吉と頓平をつれて登場することになった。廻船問屋利倉屋が六兵衛の使う強力な新火薬に目をつけたのが事件の因だった。その寄宿人舞岳庵は蘭学者了巴が火薬の発明者だと察知し、彼の行動をさぐらせた。若さまには女スリおさいが利倉屋の命でつきまとった。ある日、尾張屋敷から重臣青山玄蕃、了巴とうつぼ姫の一行が旅姿で現れ、その後を若さま達が、おさいが、利倉屋一味が追った。利倉屋一味は漁師達から人魚の噂をききこみ、謎の人魚島へ案内させるが、途中、人魚に襲われ船は転覆した。島に流れつき、洞窟の火薬倉を発見した時、了巴の部下の銃が一斉に火をふき、一味は全滅した。一方若さまはこれが尾張家興亡の大事件なのを知った。謀叛人のつけ目は尾張大納言治行が病気静養中であることだった。人魚島のうつぼ姫の館で玄蕃、了巴と九鬼家の遺臣が乗取りの会議を開き、姫が大名などになりたくないと去った後、新火薬による名古屋城攻撃が決定された。彼らが出立しようとする所に、若さまが飛びこんだ。姫と九鬼家の重臣に銃が擬せられ、若さまが身動きできなかった時、小吉たちの火をつけた火薬倉が轟音と共に吹っ飛んだ。瞬間、若さまは玄蕃を斬り、うつぼ姫を後にかばった。おさいは若さまの身替りに了巴に撃たれた。了巴一味退治を終え、日本晴の街道を行く若さまたちに、喜仙の娘おいとが嬉しげに駈け寄ってきた。
仕様
その他
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