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守銭奴の完全殺人を中心としたアクション・ドラマ。「地獄の波止場(1956)」の原作者陶山鉄の脚本を、「志津野一平 浴槽の死美人」の野口博志が監督し、同じく藤岡粂信が撮影を担当した。主な出演者は「地獄の波止場(1956)」の三橋達也、「死の十字路」の大坂志郎、「愛情」の清水将夫、「黒帯有情 花と嵐」の日高澄子、「乙女心の十三夜」の多摩桂子など。
出演者
ストーリー
軍医くずれの浅見は大阪で麻薬ボス川崎の下で麻薬を作り上げたが良心に目覚め、麻薬を持つと恋人の阿矢子を連れて大阪を逃げ出した。川崎の子分宮本は二人を東京への車中で襲ったが失敗した。化粧品会社を装う川崎一味の東京出張所を預る方松寺君磨は世をすねたヒロポン患者であった。阿矢子の故郷大島に逃れようとした浅見達は船に乗りおくれ、新橋附近の宿に泊った。偶然その隣室は君磨の室で、勢力争いから宮本に刺された君麿の手当をしたのは彼の正体を知らぬ浅見であった。君磨は浅見の素性を知ったが恩を感じた彼は浅見を護ろうとした。浅見は友人の酒井医師に相談しに行ったが麻薬のことを切り出せずに帰る途中、一味に襲われ麻薬の入った鞄を河中に捨てて逃げた。浅見を殺そうと川崎が上京して来た。浅見の部屋が君磨の隣りなのを知った一味は君磨を誘い出しておいて彼の部屋から浅見の部屋に細工をし、浅見を阿矢子もろともガスで殺そうとしたが、急を覚って駈けつけた君麿に麻美達は救われた。ヒロポンがきれた君磨は川崎の所に行き、注射と交換に浅見を新橋地下鉄ホールに誘い出して一味に殺させることを約したが兇行が行われる寸前翻心して浅見を連れて逃げた。だが阿矢子が川崎に拉致されたのを知り、意を決した二人は川崎の本拠に乗りこんだ。ちょうどその頃、川崎の行動に目をつけていた警視庁警官隊も駈けつけ激しい拳銃戦が起った。君磨は宮本を倒したが自分もまた射たれて死んだ。川崎は抵抗の末警官に射殺された。泣き伏す阿矢子に更生を誓いながら、浅見もまた警官にひかれて行った。
仕様
その他
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