日本映画情報システムは、日本映画情報(1896年~2022年07月劇場公開の日本映画作品(映倫審査作品)に関する情報)を検索することが可能です。
◎こんな方は・・・
・タイトル、出演者、スタッフなど複数のキーワードに当てはまる検索結果を出したい
・複数ある検索結果を公開年順、配給会社別などに並べ替えたい
⇒【詳細検索】をご利用ください
◎検索について詳しく知りたい方は「検索システムの使い方」をご覧ください。
複数の条件を指定して、 検索するページです。
トービジョン第二作。物理的なデフォルマシオンに替って心理的なデフォルマシオンをねらったものだそうである。脚本・監督田尻繁の他スタッフは前作と同じ。主演の佐々木明子は日劇ミュージック・ホールの踊り子だが、北川町子、田代百合子、島秋子など東宝の若手陣をのそげば、ミュージック・ホールのメンバーが総出輝の形である。
ストーリー
マチ子は日劇ミュージック・ホールの数ある踊り子のうちから一躍ソロ・ダンサアに抜擢され、今日が初日という朝、階段でハイヒールの踵がとれる。加えて送り届けられたお祝いの花束の中に「マチ子、お前は殺される、近い中に」なる脅迫状を見出し、マチ子は不安でどきどきする。いよいよ開幕。--サンバにのって舞台に出たマチ子は、強いライトに目がくらみ、セリ出しの穴に落ちる。黒眼鏡の男が現われ、白刃をふるってとびかかる。夢中でにげるマチ子。どこまでも追ってくる白刃。マチ子は驀進してくる電車へ。--しかしそれは幻想だった。黒眼鏡の主は彼女の後援者、ユーモア作家の石丸であり、花輪は、彼女の抜擢をねたむ同輩ミツエのいやがらせである。いまは後悔したミツエとともに、マチ子は晴ればれと舞台に踊りでた。
仕様
その他
Copyright© 2014 文化庁 All rights reserved.