日本映画情報システムは、日本映画情報(1896年~2022年12月劇場公開の日本映画作品(映倫審査作品)に関する情報)を検索することが可能です。
◎こんな方は・・・
・タイトル、出演者、スタッフなど複数のキーワードに当てはまる検索結果を出したい
・複数ある検索結果を公開年順、配給会社別などに並べ替えたい
⇒【詳細検索】をご利用ください
◎検索について詳しく知りたい方は「検索システムの使い方」をご覧ください。
複数の条件を指定して、 検索するページです。
「Noise(2018)」が国内外の映画祭で話題を呼んだ松本優作監督によるヒューマンドラマ。児童養護施設で母の迎えを待ちながら暮らす優太。ある日,偶然母の居所を知り,会いたい一心で施設を抜け出すが,母は同居する男に依存しながら自堕落な生活を送っていた……。優太を演じるのは,オーディションで抜擢された15歳の新人・白鳥晴都。共演は「ある船頭の話」の川島鈴遥,「アジアの天使」のオダギリジョー。
スタッフ
ストーリー
児童養護施設で暮らす13歳の中学生・松下優太(白鳥晴都)は,施設でも学校でもいじめられ,いつも一人ぼっち。彼を理解してくれる大人もひとりもいない。母・梨花(松本まりか)が迎えに来てくれることだけを心の支えに日々を過ごしているが,一向に現れず不安は募るばかりだ。そんなある日,偶然母の居場所を知った優太は,会いたい一心で施設を抜け出す。母の住むアパートを訪ね,ようやく2人は再会するが,母は同居する男・山崎(若葉竜也)に依存し自堕落な生活を送っていた。そして優太に施設へ戻ってほしいと頼むのだった。絶望した優太は,施設職員の追手を逃れ,当てもなく辿り着いた海辺で,軽トラで暮らすホームレスの男・坂本(オダギリジョー)と出会う。何も聞かず自分を受け入れてくれる坂本と一緒に,わずかな金銭を稼ぎながら寝食をともに過ごす優太。やがて,坂本の元を訪れる少女・詩織(川島鈴遥)とも顔見知りになる。詩織は,近くの高級住宅地に住み裕福な家庭に育つも,誰にも言えない苦しみを抱え,空虚感を埋めるかのように援助交際をしていた。寂しさを抱えながらも心優しい詩織に惹かれていく優太は,自由気ままに生きる坂本をいつしか会ったことのない父親の姿と重ね合わせるようになる。軽トラの修理が終わったら,坂本と名古屋に行くことを約束する優太。だが,そんな穏やかな日々もある事件によって終わりを告げる……。
仕様
その他
Copyright© 2014 文化庁 All rights reserved.