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1966年にソロダンスをスタート、1978 年にパリで海外デビューを果たして以来、世界中でダンスを披露してきた田中泯。その公演歴は76歳となる現在までに3000 回を超える。そのどんなジャンルにも属さない田中泯の<場踊り>と人生哲学に迫ったドキュメンタリー。2002年の「たそがれ清兵衛」の出演を機に「メゾン・ド・ヒミコ」(05)へとつながり、親交を深めてきた犬童一心監督が、2017年8月から2019年11月まで、ポルトガル、パリ、東京、福島、広島、愛媛などを巡りながら撮影した。田中が40歳の時に「野良仕事」で身体を作ると決心して開墾した富士山麓の暮らしも収められている。田中自身が「私のこども」と呼ぶ子供時代の記憶を、「頭山」でアカデミー賞にノミネートされた山村浩二がアニメーションとして表現。田中泯の著書などから犬童が脚本を書き、田中自身が行ったナレーションが<踊り>と一体化して、映画そのものに心地よいリズムを与えている。
スタッフ
ストーリー
はじまりの踊りは、ポルトガルのサンタクルスの街角だった。同じ踊りはひとつとしてなく、今まさに居る、その場所と踊る、田中泯の〈場踊り〉に、観る者は多幸感に包まれていく。2017年8月から2019年11月まで、ポルトガル、パリなど、3か国、33カ所で踊りを披露した田中泯。その道中の折々をドラマーの中村達也、音楽家の大友良英、編集工学者の松岡正剛、ハンガリー人ヴァイオリニストのライコー・フェリックスらが共にする。この間、72歳から74歳になった田中泯は、かつての記憶を蘇らせる。1945年3月10日に生まれ、みな貧しかった少年時代、師と仰ぐ土方巽との創作、33歳のパリ・デビュー、「夢の島」のダンス、踊る身体を作る野良仕事、「桃花村」の穏やかな暮らしが点描されていく。そして田中泯はまた踊る。永遠に、名付けようのない踊りは続く……。
仕様
その他
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