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作品詳細

痴人の愛(1949)
チジンノアイ

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カテゴリー
劇映画 
公開年月日
1949年10月16日 
製作会社
大映京都 
配給会社
大映 
レイティング
一般映画  
英語名
 
上映時間
89分  

企画は「三つの真珠」につぐ清水龍之介で、谷崎潤一郎の原作から「月よりの使者(1949)」「仮面舞踏会」の八田尚之と木村恵吾が協同で脚本を書き「大江戸七変化」につぐ木村恵吾が監督する。キャメラは「三つの真珠」の竹村康和が担当する。主演は「地下街の弾痕」「三つの真珠」の京マチ子と「今日われ恋愛す」「四谷怪談(1949)」の宇野重吉で、それに「グッドバイ(1949)」「大都会の丑満時」の森雅之、「花の素顔」「悲しき口笛」の菅井一郎、「母呼ぶ鳥」「仮面舞踏会」の清水将夫、「わたしの名は情婦」の上田寛「海の野獣」の三井弘次、「三つの真珠」の近衛敏明らが出演する。

スタッフ

企画
清水龍之介
原作
谷崎潤一郎
脚本
八田尚之木村恵吾
監督
木村恵吾
撮影
竹村康和
録音
中村敏夫
美術
上里義三
照明
加藤庄之丞
音楽
飯田三郎

ストーリー

会社では「君子」といわれ、女などいると思われない譲治だが「パパ、スクーター買ってよ」とナオミにせびられ「無理いうんじゃないよ、ナオミちゃん」といいながら結局買ってしまう譲治、洗濯も料理もする譲治、どうしたわけなのだろう--それは田舎育ちで、女などと交際したことのない譲治が、会社の用事で神戸へ出張したとき、ふと知り合ったカフェーの女給ナオミに、その伸びた肢体から、有頂天になって、無理やりに彼女を東京へつれ帰り、肉体も精神も理想の女にしたいと思って、英語もピアノも勉強させ、ナオミのわがままを通しているというのである--だが、ナオミはそれをいいことにして、ピアノの練習所では熊谷、関、浜田など不良坊ちゃんと友達になってキャバレーやホールを遊びあるき、夜の英語の勉強には少しも身を入れないで譲治を手こずらせ、とおとお譲治を怒らしてしまう。だがナオミがふてくされて夜遊びに出てしまうと、やはり譲治はいたたまれぬほどナオミが恋しい。ナオミの誕生日の夜、ナオミは不良友達を招待して、夜更けまで歌い踊り、みんな泊りこんでしまう。譲治は若い男たちとふざけまわるナオミをみて、やり切れない気持である。ピアノの友だちというが、ナオミをとりまく男たちに嫉妬した譲治はナオミに、関たちと絶対つきあってはいけないという。ある日、ナオミの提案で鎌倉へいくことになった譲治は植木やの一間を借り、数日をそこですごすことにする。ナオミは毎日海で遊び、譲治はそこから会社へ通う。しかしナオミはそこでも関や熊谷や浜田たちと恋愛あそび。とうとうきわどい遊びの現場を譲治に見つけられる。譲治は本当に怒ってナオミに「出ていけ!」とつき出してしまう。夏は終った。譲治をはなれたナオミは、お金もなく、もう関や浜口たちもちやほやしなかった。彼らにとっては女王のようにふるまい、紙幣びらを切っていたナオミこそあそびの対象になっていたけど、宿なしになったナオミに真剣な愛情をもつ人はだれもいなかった。かえって熊谷たちから「いくら遊んでもどこかで真実をつかんでまともな生活にかえらなけりゃいけないよ」などといわれ、ナオミはうらぶれた気持になり、やはり譲治のところへ帰った。今は冷くナオミを見る譲治。だが今、本当に涙を流し「なんでもする、馬にでもなるから許して」と、四つんばいになるナオミをみて譲治は再びナオミを許すのだった。

仕様

  • カラー/モノクロ: 白黒
  • 映写フォーマット: フィルム /35mm
  • サウンド: モノラル

その他

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