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戦前から戦中、戦後の激動の時代を通して任侠の世界に生きたひとりの男の姿を活写した本格任侠時代劇。監督は「極道の妻たち 赫い絆」の関本郁夫。山平重樹による同名小説を基に類充兵衛が構成・脚色し、黒田義之と大津一瑯が脚本を執筆。撮影を「のど自慢」の佐々木原保志が担当している。主演は「ゴジラVSデストロイア」の高嶋政宏。
スタッフ
出演者
ストーリー
昭和12年、京都鴨川で宿敵・遠山吾一との果たし合いに勝った岩城辰五郎は、その後、5年に及ぶ男を磨く修行の旅を終え、昭和17年、京都で岩城組を旗揚げした。折しも時代は太平洋戦争の真っ直中、岩城組の若い衆にも軍からの召集がかかり、辰五郎たちは軍事物資の運搬の仕事を任されるようになる。ところが、同じく軍事物資運搬の仕事をしていた遠山組が何かと邪魔立てをして、双方の間には小さな諍いが絶えなかった。そして終戦。闇市を縄張りにする辰五郎の元に、幼なじみの千代子が押し掛け女房よろしく嫁いできた。そんな辰五郎に、警察から協力を求める声がかかる。仲間の釈放を要求して警察署に押し寄せた朝鮮連盟を、撃退してほしいとのことだった。警察の要請を受けて、朝鮮連盟のリーダー、崔や朴と戦う辰五郎。血みどろの市街戦は、MPの出動によって集結するが、その頃、辰五郎の家では遠山によって雇われた流れ者・弦次たちによって夜襲がかけられていた。弦次に襲われる千代子。それを救ったのは、弦次に父親を殺された女胴師・市子であった。かつて、市子は修行の旅の辰五郎に弦次に襲われそうになったところを救われたことがあり、父の仇と辰五郎への恩を返したのである。さて、数々の活躍が認められ、辰五郎は京都極道界の重鎮森脇組組長である森脇と、親子の盃を交わすことになった。そして、更に勧進相撲の仕切りまで任せられるのだが、そんな矢先、先の朝鮮連盟との抗争で辰五郎は逮捕され、留置場に入ることになってしまう。これをいいことに、辰五郎の活躍をやっかむ遠山が勧進相撲の利権を札束で買収。そんな遠山の卑劣なやり方に、ひとりの男が牙を剥いた。辰五郎の家に、身重の妻・里子ともども世話になっているカタギの諏訪政次郎である。かつて・浅草五人斬りの政・の異名を持つ政次郎は、単身、遠山組に乗り込んでいくが、所詮、多勢に無勢。無残に殺されてしまうのであった。それから後、留置場から出所した辰五郎は、千代子との婚礼の日に着ける筈だった晴着に身を包むと、遠山が仕切る勧進相撲の祝賀会に乗り込み、渡世の仁義に背いた遠山と果たし合いを繰り広げる。だが、留めを刺そうとしたその時、辰五郎は森脇によって止められてしまう。親の言うことに背くことの出来ない辰五郎。彼は日本刀を収めると、警察に連行されていくのであった。
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その他
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