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「飛び出したお嬢さん」「新婚リーグ戦」に次ぐ斉藤良輔の脚本で、「二連銃の鬼」の佐々木啓祐がメガフォンをとる。カメラは「情炎(1947)」「飛び出したお嬢さん」の長岡博之の担当。「浅草の坊ちやん」「恥かしい頃」のシミキンがボクサーの二役を演じ「処女は真珠の如く」「若き日の血は燃えて」の幾野道子、空あけみに「破られた手風琴」以来久々に堺駿二(東京レヴュー)が出る。
ストーリー
金六は自転車屋の息子だが無類の拳闘狂である。今日もおやじの幸吉、妹の夏子、恋人の富江たちの目をぬすんでアマチュア拳闘大会に出たが、だらしなく伸されたところを見られてしまう。男の意地とばかり金六は街の拳闘くらぶへ入門する。そのくらぶには金六とうり二つの新進拳闘王木島がいて、近く彼と爆弾松崎との決戦がちまたの話題をさらっていた。街の顔役吉田は木島にこの一戦を負けてくれと頼むが木島は断固はねつける。狡猾な吉田は一計を案じ金六を木島に仕立て、木島をどこかに連れ去ってしまう。木島になりすました金六は、偶然一緒にアパートに来合せた恋人富江と、木島の恋人和子の双方に誤解されて、曖昧な態度はすっかり二人を怒らせてしまう。木島対松崎の争覇戦はいよいよ明日に迫ったが木島の行方は皆目わからず、相棒の三平と気をもんでいる金六は吉田から「明日の試合にはお前が身がわりだ」と聞かされてびっくり仰天、命が大事と三平と一緒にアパートを逃げ出す。たちまち吉田一味の追跡が始まる。うまく悪漢をまいた二人は逆に一味の運転手を脅かし木島の居所を突き止める。そこは化物屋敷と呼ばれる場末の倉庫で、高小手に縛られて監禁されていた木島を助け出す。やがて試合の当日本物の木島は松崎をノックアウトし、あっけにとられる吉田は検挙された。
仕様
その他
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