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「愛の予感」の小林政広監督による人間ドラマ。元漁師の男が孫娘と共に、最後の住まいを求めて疎遠となった親類縁者を訪ね歩く姿を描く。出演は「引き出しの中のラブレター」の仲代達矢、「ノーボーイズ、ノークライ」の徳永えり、「ウルルの森の物語」の大滝秀治、「ぼくのおばあちゃん」の菅井きん、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の小林薫など。
スタッフ
ストーリー
北海道、4月。まだ風が土を愛でることのない厳しい寒さの中、元漁師の忠男(仲代達矢)は、18歳の孫・春(徳永えり)と共に気の乗らない東北への旅に出ることになる。二人が訪れたのは、忠男の兄・重男(大滝秀治)の家だった。決して折り合いのよくなかった兄に、忠男は突然、自分を養ってくれと切り出す。足を痛めている忠男は、ひとり娘が死んでからは春に面倒を見てもらいながら暮らしてきた。だが、春が仕事を失い、これを機に東京に出ることを考えていると知り、忠男は最後の住まいを求めて重男に会いに来たのだった。しかし、忠男は重男に同居を断られてしまう。と同時に、重男と妻の恵子(菅井きん)が抱える事情を忠男は知ることになる。そして忠男は、次に弟・道男(柄本明)のもとを訪ねようとする。忠男の面倒を兄弟に見てもらうことを提案したのは春であった。だが、過去から逃れることができず、避けてきた感情や事実と向き合わざるを得なくなった祖父の姿を見て、春は自分の言葉を後悔していた。そんな祖父の葛藤やもがきを一緒に体験しながら春は、やがてある感情が芽生え出してくるのだった……。
仕様
その他
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