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古都・金沢の港町を舞台に、中華の名料理人と弟子の絆を描く人間ドラマ。出演は、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀、「村の写真集」の藤竜也、「包帯クラブ」の田中圭。監督は「村の写真集」の三原光尋。劇中には約50種類の料理が登場し、臨場感あふれる調理シーンは、特訓を積んだ中谷と藤が実際に腕前を振るっている。
スタッフ
ストーリー
山下貴子(中谷美紀)はデパートの営業として働いている。ある日彼女は金沢の町外れにある小さな中華料理店“小上海飯店”に出向き、デパートへの出店の交渉をするが、店主の王(藤竜也)に断られる。しかし、昼の定食を食べることに。その味に魅了された彼女は、その日から店の常連となる。突然、王が厨房で倒れる。退院しても体に麻痺が残り、重い中華鍋を振ることができなくなっていた。貴子には、生きていれば王と同じ年齢の、洋食のシェフをしていた父親がいた。また中国・紹興出身の王にも、妻と娘を疫病で失った過去があった。貴子は会社を辞めて、王を手伝うことを決意する。女手一つで幼い娘を育てながらの修行は楽ではなかったが、店に出入りする農家の青年・明(田中圭)らの支えで、貴子は着実に成長していく。そんな中、貴子は地元の謝恩料理会に出場するが、不運が重なり大失敗に終わり、もう2度と厨房には立てないと落ち込んでしまう。王の古くからの知人で加賀友禅の工房を営む百合子(八千草薫)は、跡取り息子と結婚相手両家の食事会を小上海飯店で開きたいと王に打診する。王は自分には無理だと拒むが、料理を貴子に任せることを思いつく。王は貴子を、故郷・紹興に連れていく。伝説の料理人の帰郷を祝う街の人々に、王は貴子を娘だと紹介する。それを聞いた貴子は決意を新たに帰国し、食事会に向けて再び特訓を開始する。
仕様
その他
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