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91年に劇場公開されて評判を博した8ミリ映画「きらい・じゃないよ」でデビューした内田栄一の監督作。前作から全く独立した物語の構成で、死者の都“百年まち”を舞台に、死者たちのさすらいの物語が展開される。プロデューサーは内田監督と「心臓抜き」の高橋玄、脚本は内田、撮影は石倉隆二、編集は高橋玄、録音は「心臓抜き」の菊地進平が担当。
スタッフ
ストーリー
廃線と廃駅の向こうに広がるモノクロの“百年まち”にふと迷い込んだクー(伊藤猛)。そこでクーは、すぐ裸になるねり(伊藤清美)に出会い、2人は奇妙な恋愛関係になる。死者であるのに、この百年まちで生きている自分に気づいたクーは、このままでは本当に死んでしまうことを恐れ、生まれるきっかけをつかもうと焦り出す。そして、やっと出会えた妹の7月(藤本あや乃)を連れ、百年まちを出ようと彷徨う。すべてを捨てて百年まちを出た2人は、カラフルな東京に着いた。もう一度生まれ変わることを夢見ながら、爆薬を抱えて走るクー…。水子だったかもしれない7月は、「きらいじゃないよ、きらいじゃないけど…」とつぶやきながら、東京のどまん中で冷たい土に還っていくのだった。
仕様
その他
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