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オペラが好きなタクシー運転手と芸者の情熱的な愛を描く。ベルディの歌劇「椿姫」をモチーフに「男はつらいよ 寅次郎物語」の山田洋次と朝間義隆が共同で脚本を執筆。監督は「二十四の瞳(1987)」の朝間義隆、撮影は同作の花田三史がそれぞれ担当。
スタッフ
出演者
ストーリー
北海道・釧路のタクシー運転手、格次郎は、ある日客としてオペラ歌手の水原智絵子と弟子の美紀を乗せた。格次郎が熱狂的なオペラ・ファンだったことから話がはずみ、彼は道すがら自分の恋物語を語った。格次郎は4年前、タクシー業者の忘年会で芸者の小雪と会った。彼女は二次会の席で意外にもオペラ歌手なみの声で「乾杯の歌」を歌い、格次郎を驚かせた。小雪はオペラを習ったことがあると言い格次郎と意気投合した。格次郎は数年前に妻と別れ、二人の子供と暮らしていた。実兄の福太郎から再婚を勧められるが、小雪のことが忘れられない。ある日、格次郎は札幌駅で小雪とパトロン風の男を乗せてしまう。格次郎と知らず二人は口喧嘩するが、目的地で男が降りたすきに彼は車を発車させた。格次郎は小雪と恋の逃避行を続けるが、兄に連れ戻された。小雪は優柔不断な格次郎に愛想を尽かして去った。しばらくして小雪が札幌に店を出し、格次郎はいつか約束したオペラ「椿姫」のチケットを持って訪ねたが、小雪は病気で休んでいた。オペラの当日は店の若いホステスが代わりにやって来た。小雪が入院していると聞き、格次郎はオペラを見ずに病院へ車を走らせた。再会した小雪はやつれていた。水原智絵子と美紀は格次郎の話に聞き入り、悲恋話に涙ぐんでいた。目的地が近づき、結末を聞くと、なんと小雪は元気になり、格次郎と結婚して今は子供の面倒をみているという。水原智絵子のステージの日、客席には仲睦まじい格次郎と小雪の姿があった。
仕様
その他
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