日本映画情報システムは、日本映画情報(1896年~2022年12月劇場公開の日本映画作品(映倫審査作品)に関する情報)を検索することが可能です。
◎こんな方は・・・
・タイトル、出演者、スタッフなど複数のキーワードに当てはまる検索結果を出したい
・複数ある検索結果を公開年順、配給会社別などに並べ替えたい
⇒【詳細検索】をご利用ください
◎検索について詳しく知りたい方は「検索システムの使い方」をご覧ください。
複数の条件を指定して、 検索するページです。
「高校生ブルース」に続き、柴田成人の原作「京子ちゃん心配しないで」を大映助監督の今子正義が脚本に当った。監督は「高校生番長 深夜放送」の帯盛迪彦。撮影も同作の喜多崎晃がそれぞれ担当。
スタッフ
出演者
ストーリー
童貞であることに厭気がさした、明星高校の椎名健次、岡田正樹、和島亘の三人は童貞を捨てようとするが、性の氾濫する現代でありながらそうやすやすと彼らの望みはかなえられない。先ずは行動だと新宿に出て積極的に女の子に声をかけてはみたものの、誰一人として彼らの誘いにのる女の子はいなかった。サービス・タイムの看板を頼りに、ソープランドに入ったものの所詮千円たらずの軍資金ではどうしようもなかった。椎名は学校一の美人で模範的な才媛のほまれが高い田村京子に、和島は英語の桐村教師に、岡田は家族の留守中、女中の美代にそれぞれアタックしていったが、結果は知れていた。彼らはたまり場である喫茶店ピエールに集まり額をつき合わせて相談したあげく、素人女よりも水商売の女にと方針を変えた。三人は服装を派手に整え、夜の新宿、キャバレー・アカプルコに現われた。意気上る三人は、ホステスを相手にいっぱしの遊び人を気どるが、そこで生活のためにアルバイトをしている同級生の相川サナエにあった。法外な勘定をふっかけられた三人を救ったサナエは、これを機に和島と急速に接近していった。岡田は夜の新宿で知りあった妖艶な中年女と一夜を共にし、椎名は京子を相手に苦戦していた。学園祭当日京子はテニスのクラス対抗に出場し、若鮎を思わせる京子が白球を追って右に左に駆けまわる姿を見た椎名は、童貞を捨てようとあせるよりも、自然な愛の高まりを待とうと決心し、心に誓った。
仕様
その他
Copyright© 2014 文化庁 All rights reserved.