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「落葉とくちづけ」の斎藤耕一と中野顕彰が脚本を共同執筆し、斉藤耕一が監督した青春もの。撮影は北原成。
ストーリー
女子大生の水沢洋子と矢代美智子は、男子学生に人気があった。それに目をつけた写真部員の秀幸らは、二人のスナップやスケジュール表を学生たちに売って儲けていた。二人はそんな彼らと手を結び共存共栄とチャッカリしていた。さて、美智子にはボーイフレンドがいた。だが、学生運動家の阿部は、彼女に無関心。美智子は、文通をしてその寂しさを紛わせていた。ある日、ブラジルのペンフレンド宮原から来日するという手紙が届いた。美智子は、孤児院で先生のアルバイトをしている洋子に阿部の監視を頼んだ。それは宮原の接待を邪魔させないためだった。それから数日、孤児院の園長が学園を他人に譲って引退するとほのめかした。洋子は、慣れ親しんだ子供たちを前に、学園を引受けることになった。洋子は美智子とともに、資金集めのための音楽会を計画した。宮原が来日したのはそんな折、音楽会は盛大にオープンしたが、二人の姿が見えず会場は大騒ぎだった。阿部は二人の行動を察知し、自分を監視している洋子を会場に急がせた。だが、美智子を宮原に横取りされた阿部は、早速恋の決闘を申し込んだ。しかし、時はすでに遅かった。学園に帰った阿部は、かつての自分と同じ境遇にある孤児のために尽そうと決意した。それから数日、宮原は美智子と洋子を呼びだし、自分が船員として横浜に立寄ったのだと詑び、日本を離れていった。
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