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「三匹の女賭博師」の下飯坂菊馬がシナリオを執筆、「旅路(1967)」の村山新治が監督した風俗もの。撮影は「陸軍諜報33」の仲沢半次郎。
出演者
ストーリー
剣持秀夫は組長の女と寝たことが発覚して朝倉はじめ組員たちから手荒いリンチを受けた。それから数年。秀夫はバーのホステスを紹介して稼ぐ、夜のスカウトとして銀座に登場した。秘密クラブでバー「貘」のマダム留美からホステス紹介を依頼された秀夫は、早速自分に夢中の初枝と一芝居をうってユカを誘惑した。ユカを「貘」に連れだした秀夫は、そこで未知と嵐子に目をつけた。というのは、キャバレー王二階堂を新しいパトロンに掴み、バー「ドンキー」のママの座についた初枝からの依頼があったからだった。二人を「ドンキー」に引き抜かれた留美は、秀夫によりもホステス時代から犬猿の仲だった初枝に怒りを向けた。一方、秀夫は、かねてから恋人のよし子と世帯を持ちスナックバーを開業しようという計画をもっていた。だが、よし子はサラリーマンの佐伯から求婚され、スナックバーを買うにも金が足りなかった。あせった秀夫は、留美の提案を受けた。他方、よし子は秀夫を狙う朝倉に襲われていた。そんなことは知らない秀夫は、初枝との情事の日と場所を二階堂に密告し、留美との約束通り初枝を「ドンキー」のママの座から引きずり下してしまった。人生の再出発に必要な金を手にした秀夫は、意気揚々、よし子とスナックバーで落ち合った。そして札束と権利書の交換。秀夫とよし子の名前が書きこまれ秀夫は人生で最も輝かしい瞬間を迎えた。だがその喜びは朝倉の登場によってはかなくも潰えてしまった。朝倉とよし子は、もう夫婦だったのだ。絶望にくれ、裏路地を歩く秀夫に、いつの間にか影のように寄り添う初枝の姿がみられた。
仕様
その他
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