日本映画情報システムは、日本映画情報(1896年~2020年12月劇場公開の日本映画作品(映倫審査作品)に関する情報)を検索することが可能です。
◎こんな方は・・・
・タイトル、出演者、スタッフなど複数のキーワードに当てはまる検索結果を出したい
・複数ある検索結果を公開年順、配給会社別などに並べ替えたい
⇒【詳細検索】をご利用ください
◎検索について詳しく知りたい方は「検索システムの使い方」をご覧ください。
複数の条件を指定して、 検索するページです。
「竜虎捕物陣一番手柄 百万両秘面」の続篇。脚本・結束信二、監督・内出好吉、撮影・松井鴻と前作に同じく、主演も伏見扇太郎、尾上鯉之助、星美智子、円山栄子と変っていない。
出演者
ストーリー
目明しの十文字屋虎吉は、子分の三太と、初春の賑いをみせる浅草観音に出かけたある日--奥女中風の女が浪人者にとりすがって、お供をして来たお嬢さんの行方をたずねているのをみた。ところが側用人風の武士があらわれて奥女中をなだめて連れ去った。三太は浪人者のあとをつけ、虎吉は武士のあとをつけた。二人の入ったのは旗本島原右内の邸で行方不明になったのは娘の美代とわかった。その頃、浪人をつけていた三太は逆に捕えられてしまったが、虎吉の朋輩で大目付奥村好左衛門を叔父にもつ早川竜太郎に危機を救われた。同じ夜、旗本大橋采女正の屋敷から娘の勝代が、何者かにさらわれた。通りすがった竜太郎は賊の放った小柄を拾った。これは野武士の持物であった。一方、右内と采女正の身辺を洗ってみると、二人は共に甲州狐ケ嶽一帯を所領し、数年来に異例の昇進をした狡猾の噂高い悪旗本であった。そして狐ケ嶽一帯に住む白狐党と呼ばれる野武士の一族の不穏な動勢があることもわかった。ある夜、美しい娘美代を連れた竜太郎が虎吉のところにやって来た。美代は白狐党の長、古礼石玄馬の娘で右内たちが狐ケ嶽の莫大な砂金を持去った悪事を話した。古一味はこのことの露顕するのを恐れ、白狐党を滅さんとした。三太を奥村好左衛門のもとに走らせ虎吉と竜太郎は島原一味のあとを追った。暗雲低迷する狐ケ嶽では、山塞の前の広場で白狐一党と右内たちの軍勢が対決し、一触即発の危機に直面していた。そして美代と勝代の命も危うくなった。しかし竜太郎の活躍で二人は救いだされ、旗本と白狐党の争いも、甲府勤番や奥村好左衛門のはからいで無事おさまった。晴れた街道--狐ケ嶽を背にして虎吉、竜太郎に美代、勝代たちが明るい表情で江戸に向かって歩いていた。
仕様
その他
Copyright© 2014 文化庁 All rights reserved.