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オール読物連載の村上元三原作「次郎長三国志」のうち、「次郎長売出す」に続くもの。製作、脚本、監督、撮影その他の製作スタッフ及び出演者の主なものは森の石松の森繁久彌を加えたほかほとんど前作「次郎長売出す」に同じ。
ストーリー
庵原川の喧嘩のあと仕末のため次郎長はお蝶と二世のちぎりの盃をしたその足で、鬼吉、綱五郎の二人をつれて旅へ出た。途中、赤鬼の金平の仔分相手に果し合いの少年増川の仙右衛門のため口を利いてやったが、久しぶりの次郎長を歓待するため女房の着物を質に入れた沼津の佐太郎に同情した仙右衛門は、佐太郎をそそのかして次郎長たちの着物を質に入れ、賭場へ草鞋銭を稼ぎに出かけ、かえって自分たちまで裸になってかえって来た。一行裸道中で、仙右衛門の恋人おきねの父を訪ねて二人の仲をまとめてやり、ここでやっと古着を都合して金平の許へ乗込んだ。金平は次郎長の言葉をきかず新川の川原での果し合いになり、奮戦の結果次郎長たちは金平一家を押しまくった。一行のあとを追って来た法印の大五郎に仙右衛門を加えて街道の茶店へはいり、そこで独り酒を呑んでいる吃音の男を鬼吉と法印が笑ったことからこの男と喧嘩になった。吃音のくせにこの男、喧嘩となると滅法歯ぎれのよいタンカを切るのに惚れ込んで次郎長が仲へはいった。吃音の男は森の石松と名乗った。石松に別れた一行は更に気の向く旅を続けるのだった。
仕様
その他
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