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直木賞作家・伊集院静の短編を「3月のライオン」の新津ちせ、「沈黙 -サイレンス-」の笈田ヨシらの出演で映画化した人間ドラマ。愛犬ルーがいなくなったことが受け入れられない8歳のサヤカは、一匹の犬に導かれ、大きな喪失感を抱えるフセ老人と出会う。監督は、映像制作プロダクション・ウィルコの代表を務め、メガホンを取った「臍帯」で第14回上海国際映画祭Asian New Talent Awardコンペティション部門審査員特別賞を獲得した橋本直樹。年齢や立場、種などを超えた交流を描く。
ストーリー
赤い電車が通る湾岸の街に両親とともに暮らす8歳のサヤカ(新津ちせ)は、臨海学校に参加した数日の間に愛犬ルーがいなくなったことが受け入れられずにいた。ルーと一緒に過ごした場所を訪れてはルーの姿を探すサヤカは、ある日、かつてルーに導かれて見つけた線路の跡が残る原っぱで一匹の犬と出会う。数日後、近所の喫茶店の前にその犬がつながれているのを見つけるサヤカ。頑固そうなマスターのフセ老人(笈田ヨシ)は、犬の名前がルースであることや、ルースの方から店にやってきたことを話す。時が止まったようなジャズ喫茶を営むフセ老人は数十年前に息子を幼くして亡くしており、息子の死を受け入れられずにいた。サヤカは喫茶店に通い、ルーの思い出話をしたり、フセ老人の息子コウイチロウーの話を聞いたりするうちに、フセ老人と打ち解けていく。そして、フセ老人が待っているという大切な何かを、ただ待ち続けずに一緒に探しに行こうと提案。週末、サヤカとフセ老人とルースは海に向かい……。
仕様
その他
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