日本映画情報システムは、日本映画情報(1896年~2021年2月劇場公開の日本映画作品(映倫審査作品)に関する情報)を検索することが可能です。
◎こんな方は・・・
・タイトル、出演者、スタッフなど複数のキーワードに当てはまる検索結果を出したい
・複数ある検索結果を公開年順、配給会社別などに並べ替えたい
⇒【詳細検索】をご利用ください
◎検索について詳しく知りたい方は「検索システムの使い方」をご覧ください。
複数の条件を指定して、 検索するページです。
小川記正のプロデュースで「湯の町悲歌」の野村浩将が脚本監督に当たっている。撮影は完倉泰一の担当。主演は与太者シリーズとして売り出す「銀座の踊子」の相原亘介をはじめ、大村千吉、水谷四郎らが出演する他、久方ぶりの霧立のぼる、夏川静江、「ホームラン狂時代」の三谷幸子らがそれぞれ出演する。
ストーリー
相原秋雄とその妹敏子は引き揚げ途中母と生き別れてしまいいまだにその行方が分からなかった。兄妹は玩具工場に務めていたがふとした事から敏子は窮地に追い込まれ、大村千八や水谷五郎に助けられ、知り合いとなった。まもなく敏子は下宿先の叔父さん山本の世話でレヴューに専念する事になり見事試験も合格したので、希望をもって練習に励んでいた。幸い歌の先生に認められ、めきめきと上達していった。一方秋雄と千八と五郎の三人組は、親無し子の三人がそろえば、力強いと称して夜学に通いながら煙突掃除を業としていた。そして秋雄の母を一日でも早く探すため、山本さん達と協力したが、なかなか見当たらなかった。とある日熱海に旅館の女中をやっている由紀子という母の名と同じ人がいることが分かって、一行は出かけるが、実は全然違う人であった。クサった秋雄は毎日しょんぼりと暮らしているのを見兼ねて千八と五郎は気合いをかけるが、ちょっとした事で仲違いをしてしまった。しかし結果は三人はよりよき団結をしたのである。そして敏子の晴れの舞台の日がやってきた。その日偶然、生け花の上手な看護婦が、急病で倒れた京子の室にやってきた。その人こそ秋雄と敏子の実の母であった。三人は大村や水谷やそして山本さん達にかこまれて晴れの再会をしたのであった。
仕様
その他
Copyright© 2014 文化庁 All rights reserved.