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作品詳細

遠野物語
トウノモノガタリ

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カテゴリー
劇映画 
公開年月日
1982年12月17日 
製作会社
岩手放送俳優座映画放送麻布企画鐵プロ 
配給会社
日本ヘラルド 
レイティング
一般映画  
英語名
The Legend of Sayo/The Tohno Story  
上映時間
110分  

道ならぬ恋に悩みながらも、愛を貫いた二人の男女が来世で結ばれるまでを描く。柳田國男の同名物語の映画化で、脚本は「月山」の高山由紀子、監督も同作の村野鐵太郎、撮影は吉岡康弘がそれぞれ担当。

スタッフ

製作
太田俊穂佐藤正之村野鐵太郎
監督
村野鐵太郎
プロデューサー
菅原正久原正之
企画
河野逸平
原作
柳田國男阿伊染徳美
脚本
高山由紀子
撮影
吉岡康弘
音楽
姫神せんせいしょん
美術
間野重雄
録音
日吉裕治
照明
山田和夫
スチール
西川ひろし
編集
諏訪三千男
監督補
笠倉隆
助監督
鈴木政信吉岡敏朗
琵琶指導
川野虎雄

ストーリー

明治三十七年、日露戦争の頃。岩手県南部遠野郷の豪農、佐々木家の一人娘小夜は、十七歳になった。この日、霊山・早池峰の麓の寺では、オシラサマの祭りが行なわれていた。オシラサマとは養蚕の神で、馬に乗り天に昇った玉依伝説以来の信仰である。その夜、佐々木家では旅の琵琶法師乙蔵を招いていた。澄んだ琵琶のひと打ちで始まる「清悦物語」。その琵琶の音に門の前でじっと耳を傾けていた若者がいる。三年間の兵役を終えて、いま帰ってきた武夫である。武夫の家は、かつては佐々木家と並ぶ豪農であったが、父の代で没落し、いまでは佐々木家の小作として働いている。武夫も帰って来た翌日から佐々木家の馬小作となった。厩舎には、長男初太郎が目をかけている白馬がいた。その白馬には不吉な印〈星〉があった。武夫の前に小夜が現われ声をかけるが、武夫は頭を下げるとそのまま行ってしまう。二人は子供の頃から許婚の間柄だったが、武夫の家の没落で自然消滅、それでも小夜の思いは変わらないようであった。やがて日露戦争が激しくなり、小夜には縁談が持ちこまれる。思いあまった彼女は、武夫に相談しようとするが「住む世界が違います」と突っぱねられた。早池蜂の八幡神社の祭りの日、佐々木家の白馬は神馬に見たてられ、そして遠野独特の神楽舞いが始まった。この数日後、小夜は草刈り場で働く武夫を訪ね本心を問うが、武夫は何も言わず帰ろうとした。その手を押さえる小夜、だが彼は小夜の手を振りほどくのであった。そこへやってきた初太郎に、乱暴されたと小夜は言う。その夜、彼女は厩舎をたずねた。闇の中の武夫は、初太郎に鞭で打たれて傷だらけだった。思わず後ずさる小夜を、武夫は初めて抱きしめた。この後、武夫の姿は村から消えた。そして、ある夜乙蔵が小夜を訪ね、武夫からの預り物だと言って美しい柄の着物がたたまれている包みを渡す。この日から小夜は、何か心に決めたようで、両親にはっきりと縁談を断り、粉雪の舞う中、裸足でお百度を踏む。怒った両親は娘を部屋にとじこめた。ある夜、厩舎の白馬が柵をこわして走りだし、小夜も武夫から贈られた晴着を着て原野へと走り出した。失踪に気づいた家の者たちは騒ぎだす。その頃、早池峰山の稜線には、青白い炎に包まれて疾駆する白馬があった。その背ではロシア戦線にいるはずの武夫が、純白の軍服に身を包み、しっかりと小夜を抱いていた。白馬はたてがみをなびかせて、天に向かって駆けぬけていった。

仕様

  • カラー/モノクロ: カラー
  • 映写フォーマット: フィルム /35mm /ビスタ
  • サウンド:

その他

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